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引用元：うっかり萌えた父親のエピソード 3
http://life7.2ch.net/test/read.cgi/kankon/1140059750/

329: おさかなくわえた名無しさん 2006/03/17(金) 09:37:14 ID:j5jqLXCk
思い出したのでひとつ。
私は父が高齢になってから出来た子で小さい頃から
子供と一緒に出かけるなんて事をしない人で学校行事もパスな人
なので父とどこかにお出かけや何かしたという思い出がほとんどない。

父が定年で老後の余生を暮らし、私が成人してという状態になった頃
父の友人から銀座で個展を開くので遊びに来てくれという案内状が届いた。
絵に多少興味のある私は父と一緒に銀座に行く事に、
銀座までは電車で行くのだが、父は今まで移動は車オンリーで
もう30年以上も電車を乗った事のない。
切符の買い方から自動改札の通り方（自動改札が初めて！w)
地下鉄の乗り換えなど全部私が指導（？）しつつ銀座に行った。
その時、ボソッと電車の中で父が
「これじゃ俺がおのぼりさんみたいじゃないか…（´・ω・`)」と
なんでも自分で出来る、家族からもなんでも頼られる厳格な父だったので
子供の俺にこんな普通な事を全部面倒を見てもらったのが恥ずかしかったらしい。
そんな父が言った台詞だからおかしくておかしくて。笑いを耐えるのが大変だった。

銀座についた後も地図を見ながら誘導したのは俺でますます父は（´・ω・`)
父には悪いがめちゃめちゃ楽しかった。
そんな父はその3年後の去年に死んでしまったが
生まれて初めてに近い父とのお出かけと個展会場で撮ってもらった写真は一生の宝。

330: 329 2006/03/17(金) 09:40:50 ID:j5jqLXCk
3年後の去年って言い方変だな
個展のエピソードの3年後に死んでしまった。か

あと「おのぼりさん」は
見物などのために地方から大都会に出てきた人をからかい気味にいう語。
（byインフォシーク）

父は東北のど田舎から出て来た人なので余計にコンプレックスだったらしい。

331: おさかなくわえた名無しさん 2006/03/17(金) 17:05:30 ID:VCcRzbRd
(´;ω;`)ﾄｩﾁｬﾝ





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